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5月病対策に必見!心療内科、精神科、神経内科の違いとは?

      2015/07/16

精神科

ゴールデンウィークが明ける頃には、仕事に慣れてきた新入社員が燃え尽き症候群になったり、5月病になったりと、色々、精神面で異常が出てくる人が増えてきます。その中には、病院への通院を必要とする、重症なケースもあるでしょう。

精神面でのサポートをしてくれる診療科は、心療内科、精神科、神経内科があります。しかし、これらの違いを正確に把握している人は、意外と少ないものです。今回は、心療内科、精神科、神経内科の違いについて紹介しようと思います。

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心療内科とは

心療内科とは、主に心身症を専門に扱います。

心身症とは、日本心身医学会で以下のように定義されています。
「身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与し、器質的、ないし機能的障害が認められる病態をいう。ただし、神経症やうつ病など他の精神障害に伴う身体症状は除外する」

解りやすく言えば、ストレスからくる胃炎や過敏性腸疾患などが対象で、神経症やうつ病は対象ではないということです。

しかし、実際には、精神科に通うには抵抗があるなど、精神科への偏見を嫌い、うつ病などの精神疾患患者も通院するようになっています。

実際に、クリニック(開業医)でも心療内科を掲げていても、実際には精神科に該当する患者を多く扱っている所が数多く存在します。これらが、精神科と心療内科とが混乱する一因になっているのです。

精神科とは

精神科とは、精神疾患を専門に扱います。

精神疾患とは、心の症状や心の病気のことです。うつ病や不眠症、統合失調症などは、精神科が専門とする分野です。

しかし、精神科に対し、世の中では偏見が満ち溢れています。そのため、軽度のうつ病や不眠症の場合、多くの患者は敷居の低い心療内科を受診する傾向にあります。精神科のイメージとして、鉄格子の入った閉鎖病棟などのイメージが強く、患者が精神科を受診する上で大きなハードルになっています。

これに対し、クリニック(開業医)などでは、心療内科と精神科を併設し、科名を看板に掲げず「〇〇クリニック」などとして営業している場所などが数多く存在しています。

神経内科とは

神経内科とは、脳神経の疾患を専門に取り扱います。

具体的には、脳の血管障害やパーキンソン病などを扱います。

神経内科は、クリニック(開業医)としての数が少ないせいもあって、世間一般の認知度は、まだそれほど高くありません。そのため、心療内科と精神科のように混同している患者もいません。

心療内科と精神科の混同

患者の立場から見ると、精神科の受診は敷居が高く、精神異常者と見られるのではないかという不安があります。そのため、多くの人は心療内科を受診します。

私も、うつ病の症状が出て、インターネットなどでチェックをして、明らかにうつ病だと解っていましたが、精神科を受診する気になれず、家から離れた場所の心療内科を受診しました。その心療内科は、看板には科名を掲げていないため、一見すると何の病院かわからない印象でした。実際は、精神科と心療内科を併設したクリニック(開業医)で、主な患者の多くが精神疾患の患者でした。

このように、心療内科と精神科が区別しにくい現状には、患者の意識の問題があります。私も精神科には偏見を持っていたために、当時は、精神科を受診するなど考えられませんでした。今は、大きな病院の精神科に通っています。

5月病は心療内科を受診するべき?

5月病とは、一般的に4月から新生活をスタートし、最初のうちは気を張って頑張っていたものの、5月の連休明け頃から、気分の落ち込みや、眠れない、集中できないなどの症状が出ることをいいます。多くの人は、5月病にかかっても、1ヶ月から2ヶ月程度で自然に症状が改善します。

長期間にわたり、症状が改善しない場合は、うつ病や不眠症などの精神疾患の可能性があります。この場合、専門に受診するべきなのは精神科です。心療内科ではありません。精神科を併設している心療内科であれば、受診しても心配ありません。

精神科に対する偏見とは

精神科は、「頭がおかしい異常者が通う」という偏見が、強く残っています。特に、今まで周囲にうつ病などの精神疾患を患った人がいない場合には、この偏見が強くなる傾向にあります。

私自身も、実際に精神科に通うまでは偏見を持っていました。実際に通ってみると、他の内科などと比べても変わりない雰囲気に驚かされました。

うつ病などの精神疾患の場合、重症化する前の早期に適切な診断を受けられるかどうかが肝心です。つまらない偏見で、長く苦しむことになるくらいなら、偏見を捨ててでも精神科を受診するべきなのです。

精神科に対するネット上の声

うつ病にかかっている人は、その症状を自覚していない人も含めると4人に1人がかかっていると言われています。今やうつ病などの精神疾患は珍しい病気ではなく、現代病とも言える身近な病気なのです。

しかし、精神科への偏見は根強く、そのため、うつ病の症状を自覚していても、受診しない人が多くいるのが現状です。また会社などに症状を訴えても、精神論を振りかざし、「気合で治せ」などと時代錯誤な発言をする上司がいたりもします。

近年では、うつ病患者の増加を受け、会社の休日に受診できるよう土曜診療をやっている精神科も多くあります。うつ病の対策は、重症化する前の早期治療が一番なのです。「うつ病は、心の風邪のようなもの」という時代は、終わったのです。

5月病になって、少しでも治りが遅いと思った方は、是非、早期に精神科の受診をしてください。

 - メンタルケア

        

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