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学生起業家必見!インターネット上で資金を調達できるクラウドファンディング!

      2015/07/18

funding

最近では、ベンチャー企業の多くが学生起業家によって立ち上げられているという空前の起業ブームとなっています。以前であれば、アイデアがあり、技術もあるものの、それを支える資金がないということで起業を諦める人が多くいました。しかし、現在ではインターネット上で自分のアイデアをPRすることで資金を集めることができるWEBサービスがあるのです。

今回は、インターネット上で資金を集めることができるクラウドファンディングについて紹介したいと思います。

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クラウドファンディングとは

以前に紹介したクラウドソーシングサービスと同じく、群衆を意味する「Crowd」と資金調達を意味する「Funding」を組み合わせた造語で、その名の通り、インターネット上で不特定多数の人から資金を調達することができるサービスです。

資金を集めたい人は、クラウドファンディングのサイト上に自分のアイデアをPRする資料や動画を「プロジェクト」として公開します。そして、そのアイデアを実現するために必要な資金がいくらなのかを登録します。あとは、出資してくれた人への見返りを登録するだけでOKです。

出資者は、クラウドファンディングのサイトを見て、気に入ったアイデアがあれば、自分の懐事情に合わせて出資する金額を決めます。

期間中に希望額に達成したら、「プロジェクト」は成功です。あとは、インターネット上で調達した資金を使用し、アイデアを実現させ、出資者への見返りを提供するだけなのです。

実際にクラウドファンディングでの成功例

欧米などのIT先進国では、すでにクラウドファンディングでの資金調達は当たり前となってきています。プロジェクト開始から、わずか30時間で目標金額を大きく上回る700%の資金調達に成功したプロジェクトなども存在します。

英語圏は、利用者が多いので、資金も集めやすいというメリットがあります。そのため、いくつかの日本のプロジェクトも、欧米に向けて英語圏でのクラウドファンディングサービスを使用しているのが現状です。

欧米のクラウドファンディングサービス

欧米には多くのクラウドファンディングサービスが立ち上げられ、運用されています。今回は、その中でも特に有名な2つのサービスを紹介したいと思います。

KICKSTARTER

2009年にサービスを開始したアメリカのクラウドファンディングサービスです。クリエイティブなジャンル(ゲーム開発、デザイン関連など)に強いクラウドファンディングで、過去に1000万ドルを超える出資金を集めたプロジェクトも存在します。

収益モデルは、成功したプロジェクトの出資金の中から5%を徴収する仕組みになっています。

日本の起業家も、このサイトを利用して成功した事例が多くあります。指輪型ウェアラブル端末「Ring」を販売しているログバーも、35日間で25万ドルを集めています。

IndieGoGo

2008年にサービスを開始したアメリカのクラウドファンディングサービスです。クラウドファンディングサービスの先駆けとなったサービスで、幅広いカテゴリーでの資金調達が出来ることで有名です。

収益モデルは、KICKSTARTERと同じく、成功したプロジェクトの出資金の5%を徴収する仕組みで成り立っています。

日本のクラウドファンディング

日本のクラウドファンディングは、まだ知名度は低いものの、その重要性は着実に高まりを見せています。今回は、日本を代表するクラウドファンディングサービスを3つ紹介したいと思います。

CAMPFIRE

2011年に、日本国内でいち早くスタートしたクラウドファンディングサービスです。

最近、ある女子大生のプロジェクトが炎上し、皮肉にも一躍有名になりました。

出資者は500円から出資することが可能です。

収益モデルは、成功したプロジェクトの出資金の25%を徴収する仕組みになっています。

READYFOR?

2011年にスタートしたクラウドファンディングサービスです。幅広いジャンルを網羅しており、「購入型」と呼ばれる出資者に対して、完成した製品の提供を約束する引換券をお返しする方法を採用しています。

収益モデルは、成功したプロジェクトの出資金の17%を徴収する仕組みになっています。

Makuake

2015年にスタートしたばかりのクラウドファンディングサービスです。運営会社は、大手IT企業のサイバーエージェントです。

クラウドソーシングサービスのクラウドワークスと提携するなど、新しいクラウドファンディングサービスとしての可能性を模索している印象です。

収益モデルは、成功したプロジェクトの出資金の20%を徴収する仕組みになっています。

この他にも、地域密着型のクラウドファンディングサービスのFAAVOなどが運営されています。

クラウドファンディングのメリット

クラウドファンディングには、大きなメリットがあります。従来の資金集めでは、株式と引き換えに投資家やベンチャーキャピタル、金融機関などからお金を集めていました。これは、株式を持たない学生起業家にとって、大きな障壁となっていたのです。

しかし、クラウドファンディングサービスでは、株式を譲渡する必要なく資金を集めることができます。またプロジェクトの内容や運営方針に口を出される心配もありません。プロジェクトを立ち上げた人は、リスクなく資金調達ができるのです。

自分のアイデアが、世間一般にどのような評価を受けるのかといったマーケティングにも一役買います。プロジェクトが成功しないものは、どこか人を惹きつける魅力に欠けるものや、世間に訴える訴求力の低いものが多いのが現状です。

プロジェクトに出資する人も低い金額で、プロジェクトを手助けしたという満足感やプロジェクト成功時のリターンを得ることができます。

クラウドファンディングサービスは、資金を集めたい人、それを手助けしたい人双方にメリットがあるサービスなのです。

クラウドファンディングの問題点

一見、メリットばかりのように思えるクラウドファンディングサービスですが、問題点も多く抱えています。

一番多いトラブルは、クラウドファンディングサービスで資金を調達した起業家が、プロジェクトを完了せずに逃げてしまうケースです。クラウドファンディングサービスは、資金調達を希望する起業家と資金援助をする人とをマッチングするサービスで、そのプロジェクトの成否には関与しません。そのため、資金を調達したものの、様々な理由でプロジェクトの存続が難しくなり頓挫してしまうという問題が起こっています。このケースでは、悪質なものは集団提訴にまで発展したものもあるほどです。

また起業家が大切に温めてきたアイデアが広く公開されるため、アイデアを盗まれる危険性があります。クラウドファンディングサービスで、資金を調達している間に、資金のある大企業がいち早く商品化に着手するケースなどがあります。この問題については、解決策はありません。起業家がクラウドファンディングで資金調達をする前に、ベンチャーコンテストなどで受賞歴を持つなど、知名度を上げる努力が唯一の防止策と言えるでしょう。

日本のクラウドファンディングについて

クラウドファンディングは、その名の通り、「群衆」から資金調達をするサービスです。しかし、日本のクラウドファンディングサービスは、どれもまだ知名度が低く、一部の人にしか知られていないのが現状です。ただでさえ、日本語文化を持つ国は、日本だけという狭いシェアの中、その一部からしか資金調達が出来ないというのは問題です。今後は、広く知名度を上げていく努力が求められるでしょう。

シェアで比較すると、圧倒的に英語圏が有利です。そのため、日本の起業家がKICKSTARTERなど英語圏のクラウドファンディングサービスを利用し、多額の資金を調達するという流れが起こっています。英語が不慣れでも、動画であれば製品の良さを伝えることができるためです。

日本の起業家が海外のクラウドファンディングサービスで資金を調達し、そのままシリコンバレーで企業するとなれば、日本にとっては大きな損失となります。海外のクラウドファンディングサービスにどう対抗していくのかが、今、日本のクラウドファンディングサービスに求められているのです。

クラウドファンディングサービスに対するネット上の声

今、日本は空前の起業ブームで、若くアイデアを持った学生起業家や、会社から独立して起業する人が増えてきています。アイデアを形にするインフラ設備も、3Dプリンタの登場などで整いつつあります。

しかし、資金調達の面で、多くの起業家が苦労をしています。中には、私財を投げ打って人生の大勝負に出る起業家も少なくありません。クラウドファンディングサービスでは、そういった起業家を救う可能性を秘めたサービスなのです。

優秀なアイデアを持った起業家が、海外に流出するのを防ぐためにも、日本のクラウドファンディングサービスには、もっと頑張って欲しいと思います。

 - IT, WEBサービス

        

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