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ACLでのゴールで確信。宇佐美選手はもう一度、海外に挑戦するべき選手

      2015/07/18

By: mari

アジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント初戦で、ガンバ大阪の宇佐美選手はFCソウル相手に2ゴールを挙げて、チームを貴重なアウェーでの勝利に導きました。ホームなのに、徹底して引いて守る相手に前半はチームで1本のシュートも放てませんでしたが、後半に入ると宇佐美選手の見事なボレーシュートで先制。このボレーシュートや、ハリルJAPANでのゴールを見る限り、宇佐美選手はJリーグやアジアレベルで終わる選手ではないことを確信しました。是非、さらなるステップアップのために、もう一度、海外移籍に挑戦して欲しいと思います。

宇佐美選手は、過去にブンデスリーガに挑戦し、失敗した経験があります。だからと言って、慎重になるにはまだ早い年齢です。是非、Jリーグという枠を飛び出して、海外挑戦して欲しいものです。

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宇佐美選手の先制ゴール

まずは動画をご覧ください。

左サイドバックの藤春選手のクロスを見事に合わせたボレーシュートで、守りを固めるFCソウルのゴールをこじ開けました。相手DFが完全にボールウォッチャーになっているのを見逃さず、空いたスペースに走り込み、ボレーを決めています。藤春選手のクロスが良いので、トラップしたくなるところを、ボレーでふかさずに決めるあたりが宇佐美選手のテクニックを感じさせてくれます。

宇佐美選手の2ゴール目

こちらも、まずは動画をご覧ください。

相手DFが2人ついて、コースを消しているにもかかわらず、素早いドリブルから、左足を振りぬきゴールを奪っています。宇佐美選手のドリブルには、昔から定評があり、独特のリズムと絶妙な相手との間合いで、ボールを保持し、ペナルティエリア内に侵入します。このドリブルがあるおかげで、宇佐美選手は、ゴール前では常に危険な存在になるのです。

宇佐美選手の日本代表初ゴール

こちらも、まずは動画をご覧ください。

点差のついた後半で相手DFも疲れ切っている中、途中出場した宇佐美選手は、相手DF2人の間をするりとドリブルで抜け出し、右足で見事なゴールを決めています。

宇佐美選手の強みは、左右どちらの足でも精度の高いシュートが打てることです。中盤に優秀なパサーが多い日本代表の中で、宇佐美選手の決定力に磨きがかかれば、間違いなくストライカーとして、相手の脅威になるはずです。

宇佐美選手のストライカー伝説

宇佐美選手は、小学校の頃から抜群のテクニックで名前が知れ渡るほどでした。そのテクニックは、同年代では持て余すため、小学校1年生の頃に小学校4年のチームに、小学校2年の頃には小学校5年のチームに飛び級したほどです。

また小学校4年生から6年生までの3年間は、毎年200ゴール近くをあげ、小学校卒業時には600ゴールを達成するほどのストライカーだったのです。

一度目の海外移籍は失敗

宇佐美選手は、2011年7月にブンデスリーガの強豪、バイエルン・ミュンヘンに移籍します。8月にはブンデスリーガ初出場を果たし、10月には、移籍後初ゴールを決めます。しかし、バイエルン・ミュンヘンの高いレベルでのレギュラー争いに敗れ、2011-12シーズンの公式戦出場はわずか5試合に留まり、バイエルン・ミュンヘンを去ることになります。

2012年5月に、同じくブンデスリーガのTSG1899ホッフェンハイムへ、完全移籍のオプション付きとなる1年間の期限付き移籍が発表されます。ここで宇佐美選手はレギュラーの座を獲得し、輝きを見せるかと期待したのですが、チームの低迷から監督交代が相次ぎ、次第に出場機会を失っていきました。そして、シーズン終了後、完全移籍のオプションが行使されなかったため、退団することが決定したのです。

宇佐美選手に足りなかったもの

一度目の海外移籍は、失敗に終わりましたが、宇佐美選手の技術が通用しなかったとは思いません。バイエルン・ミュンヘンの高いレベルのレギュラー争いでは、なかなか厳しいものがあると感じましたが、TSG1899ホッフェンハイムでは、チームの中心となっても良いほどのスキルは持っていたはずです。

しかし、当時の宇佐美選手は、後半になると運動量が落ちるという致命的な弱点を持っていました。小さい頃から、得点をあげることには定評があった宇佐美選手ですが、周囲からチヤホヤされて育ったため、スタミナトレーニングなどの基礎的なスキルが疎かになっていたのです。

世界のサッカーでは、FWでも前線から激しくボールをチェイスし、守備の意識を持たなくては通用しません。「宇佐美選手を使えば後半に交代枠を1つ使わなければならない」と揶揄されるほどのスタミナでは通用しなくて当然とも言えます。

古巣のガンバ大阪に戻った宇佐美選手は、自暴自棄にならず、真剣にスタミナ不足の解消に注力しました。その結果、今では90分フルに出場し、後半ロスタイムでもゴール前で危険な存在であり続けることができるほどに成長しました。

もう一度、ブンデスリーガで…

宇佐美選手ほどになれば、またヨーロッパのビッグクラブから声がかかる可能性はあります。しかし、それでは、バイエルン・ミュンヘンで失敗したことの繰り返しになる恐れがあります。宇佐美選手が成長したとはいえ、海外で実績がないのも事実です。まずは、確実にスタメンで起用され、実績を作れるクラブに移籍することが望ましいでしょう。ブンデスリーガであれば、2年間だけでしたが、プレースタイルや生活習慣もわかっているので、あまり戸惑うことなく移籍できるはずです。まずは、ブンデスリーガの中堅クラブに移籍し、そこで活躍してからビッグクラブへとステップアップすれば良いと思います。

世界の宇佐美選手になって欲しい

宇佐美選手は、世界のビッグクラブでもレギュラー争いができるほどの選手になる可能性を秘めていると思います。ハリルホジッチ監督も、宇佐美選手が「自分の要求を全てこなせるようになれば、ヨーロッパのどこのクラブでも通用する」と太鼓判を押すほどです。

しかし、今は時期尚早なのです。ハリルホジッチ監督の要求する縦への速い攻撃と90分間休むことなく続けるハードワークがこなせるようになるまでは、ブンデスリーガの中堅クラブでスキルを磨けば良いのです。

宇佐美選手の同期

宇佐美選手の同期には、高木義朗選手や宮市亮選手、柴崎岳選手など世界で通用する逸材が揃っています。その中で、最も世界に近いプレーヤーこそ、宇佐美選手なのです。

高木義朗選手は、オランダに移籍しましたが、思うような結果が残せず、Jリーグの清水エスパルスに復帰しています。

宮市亮選手は、プレミアリーグの名門アーセナルからレンタル移籍でクラブを転々とし、今はプレーに一時期のような鋭さを失いかけています。

そんな仲間たちに刺激を与えるためにも、宇佐美選手はもう一度、海外に出て行かなければいけないのです。

今の宇佐美選手であれば大丈夫

今の宇佐美選手であれば、ブンデスリーガの中堅クラブであれば問題なくスタメンに選ばれるはずです。スタミナに難を抱えていた頃の宇佐美選手ではありません。90分間、相手にとって最も危険な選手であり続けることができるようになっています。

ブンデスリーガは、激しいあたりもありますが、1対1を仕掛ける場面が多いリーグでもあります。ドリブルが得意な宇佐美選手には最適なリーグと言えるでしょう。今では、多くの日本人選手がブンデスリーガに所属しているため、色々と相談できたり、情報交換をしたりすることも可能になっています。

まずはACLと日本代表で結果を残す

宇佐美選手の海外移籍は、この夏に声がかかっても不思議ではありません。しかし、今はまず所属するガンバ大阪のエースとしてACLで結果を残すことが肝心です。

6月からはW杯ロシア大会のアジア2次予選も控えています。代表でも、しっかりと結果を残すことが、世界へ一歩ずつ近づくためのステップになるのです。今までの日本代表にいなかったタイプのエースストライカーに進化するために、着実に成長していって欲しいと思います。

 - Jリーグ, サッカー

        

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