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W杯直前。なでしこJAPAN、日本対ニュージーランド戦

      2015/07/18

6月6日にW杯カナダ大会を控えるなでしこJAPANが、24日にニュージーランドを相手に練習試合を行いました。W杯連覇を狙うなでしこJAPANですが、優勝した4年前からメンバーがほとんど変わらず、若返りに失敗した感が否めません。W杯の前哨戦と言われたアルガルベカップでもグループリーグで敗退し、史上最低の9位に終わりました。

この結果を受け、W杯メンバーには、なでしこJAPANの精神的支柱のベテラン澤選手を招集して、チームの立て直しを図っています。W杯初戦のスイスに見立てたニュージーランドを相手にどんな戦いを見せるのでしょうか?

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なでしこJAPANスターティングメンバー

GK

山根選手

DF

近賀選手、岩清水選手、熊谷選手、鮫島選手

MF

川村選手、澤選手、川澄選手、宮間選手、安藤選手

FW

大儀見選手

前半戦レポート

両チームとも、W杯を直前に控えているため、慎重な立ち上がりを見せます。なでしこJAPANは、おなじみの顔ぶれながら、なかなか自慢のパスが繋がらず、徐々にフィジカルで勝るニュージーランドのペースになってきます。

そんな中、前半23分、宮間選手のコーナーキックを澤選手がゴール正面で合わせて先制します。

日本が先制する展開になったものの、日本自慢のダイレクトパスやワンタッチパスが肝心なところで繋がらず、追加点をあげることができません。

一方のニュージーランドも、セットプレーからチャンスを作ろうとしますが、187cmの長身GKの山根選手が立ちはだかります。

試合は、日本が1対0とリードしたまま、前半を終了します。前半は、日本が目指すポゼッションサッカーが上手く機能していない印象でした。やはり、なでしこJAPANのサッカーは世界で研究されている感じがします。

後半戦レポート

後半、川澄選手に替わって大野選手が左サイドに入ります。

後半3分、DFの裏を狙ってきたニュージーランド選手を熊谷選手が倒したとしてPKを献上。このPKをニュージーランドの選手が外して、ピンチをしのぎます。

引き続き、ニュージーランドはDFの裏を狙うプレーで日本ゴールを脅かします。

後半13分には、ゴール前への浮き球に飛び出したGKの山根選手が交わされてピンチを迎えます。無人のなでしこゴールにニュージーランドの選手がヘディングで狙いますが、ゴールまで戻った岩清水選手が懸命のクリアで得点を許しません。

後半16分、運動量の落ちた安藤選手に替わって、菅澤を投入します。

ニュージーランドペースで試合が進む中、後半21分、川村選手に替わって宇津木選手を投入し、局面の打開を図ります。

後半35分、ニュージーランドに押し込まれる展開が続く中、なでしこJAPANはシステムを4-4-2から4-1-4-1に変更して守りを固めます。

アディショナルタイムが2分と告げられる中、日本は守りを固め、本番のW杯で勝ち点3を取りに行く試合展開に持ち込みます。試合は結局、1対0のまま日本が逃げ切り、勝利をあげました。

後半は、自慢のポゼッションでも相手に大きくリードされるなど、課題の残る試合でした。しかし、澤選手が復帰した後、W杯出場国相手に、勝利をあげたことで、自信に繋がる試合になったのではないでしょうか。

W杯への課題

4年前、なでしこJAPANがW杯を制覇した時、ポゼッション重視のサッカーと前線からの積極的な守備で、世界を驚かせました。しかし、この4年間で世界のサッカーはW杯の制覇したなでしこJAPANのサッカーを研究し、大きく進歩しています。

フィジカルを活かしたロングボールの蹴り合いではなく、ポゼッションサッカーに転換し、細かいパスをつなぐサッカーが主流になっています。同じサッカーを展開されれば、フィジカルで劣るなでしこJAPANに勝ち目はありません。

また前回のメンバーと大きな変更がない分、メンバーの平均年齢だけが上がってしまい、前後半通じての、激しいポゼッションサッカーを展開できずにいます。

前回、優勝時には、日替わりで活躍する選手が出てくるなど、なでしこJAPANに追い風が吹いている印象でした。しかし、今回はメンバーに代わり映えがない分、日替わりのニュースターの出現を期待するのは難しいと言えます。

まとめ

澤選手が復帰し、その澤選手のゴールで勝利をあげたことは、なでしこJAPANにとって何よりの勝利と言えます。

しかし、それはいつまでたっても、澤選手依存から脱却できないなでしこJAPANの4年間のチーム作りの失敗を証明してしまったとも言えます。アルガルベカップでグループステージ敗退、W杯でもグループステージ敗退と言うことになると、国内で盛り上がって来ていた女子サッカー熱に水を差すことにもなりかねません。

今回の試合では、自慢のパスの精度にも難があり、ポゼッションにも課題の残る試合でした。チャンスを演出する機械も少なく、まだまだこれからの上積みに期待できるとも言えます。本番に向けて、徐々にコンディションを上げていき、なでしこJAPANのサッカーでもう一度、世界を驚かせて欲しいと思います。

 - なでしこJAPAN, サッカー

        

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