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カナダW杯決勝、なでしこJAPAN対アメリカ。大敗で連覇の夢途絶える

      2015/07/18

カナダW杯の決勝戦。W杯連覇に王手をかけたなでしこJAPANの相手は、前回W杯決勝と同じアメリカです。ロンドンオリンピックでは決勝戦で敗れている相手だけに、W杯では絶対に負けられません。バンクーバーは9割がアメリカを応援するという完全アウェーの状態ですが、なでしこJAPANにとって、アウェーの戦いは慣れたものです。

なでしこJAPANは、初戦のスイス戦で負傷退場した安藤選手が、手術を終えて決勝戦の地バンクーバーに駆け付けて、初戦以来のフルメンバーでアメリカに挑みます。厳しい戦いになるでしょうが、なでしこJAPANの頑張りを見せて欲しいと思います。

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なでしこJAPANスターティングメンバー

なでしこJAPANのスターティングメンバーは、決勝トーナメントを勝ち抜いてきた固定メンバーです。

GK

海堀選手

DF

有吉選手
岩清水選手
熊谷選手
鮫島選手

MF

阪口選手
宇津木選手
川澄選手
宮間選手

FW

大野選手
大儀見選手

システム

4-4-2

前半戦レポート

前半2分、アメリカのCK。キッカーはラピノー選手。グラウンダーの速いボールにロイド選手が合わせて、アメリカが先制します。

前半4分、なでしこJAPANの左サイドでのFK。またもグラウンダーの速いボールをロイド選手に合わせられて、2点目を決められてしまいます。

前半14分、なでしこJAPAN、岩清水選手のクリアミスに、ホリデー選手が走り込んで右足一閃。3対0と大きくリードを広げられてしまいます。

前半15分、なでしこJAPANのパスをカットしたアメリカのロイド選手が、飛び出しているGK海堀選手の頭上を抜くロングループシュートを叩きこみハットトリック達成。4対0となってしまいます。

前半17分、なでしこJAPANの右サイドを破られ、クロスをあげられます。このボールにロイド選手が合わせますが、これはゴール右に外れてしまいます。

なでしこJAPANは、鮫島選手を左サイドの攻撃的な位置に、ボランチに宮間選手、左サイドバックに宇津木選手とポジションチェンジをします。

前半23分、モーガン選手が個人で持ち込み、シュートを放ちますが、これはGK海堀選手がしっかりとキャッチします。

前半27分、川澄選手のアーリークロスに、上手いトラップで振り返った大儀見選手がゴール左隅に叩きこんで、なでしこJAPANが1点を返します。

前半28分、アメリカの速い攻撃から、モーガン選手がシュートを放ちますが、これはサイドネットでした。

前半29分、相手ゴール前でパスをつなぎ、最後は宮間選手がシュートを放ちますが、これはGKソロ選手に正面でキャッチされてしまいます。

前半32分、岩清水選手に代えて澤選手を投入します。澤選手がボランチの位置に入り、阪口選手がセンターバックの位置に入ります。岩清水選手は、ベンチで涙を流します。

前半38分、川澄選手に代わって、菅澤選手を投入します。大野選手が右サイドに入り、菅澤選手と大儀見選手の2トップに変更となります。なでしこJAPANは、前半で早くも2つの交代枠を使ってしまいます。

前半41分、なでしこJAPANのゴール前で、クロスにロイド選手が合わせますが、間一髪、有吉選手が頭でクリアします。

前半アディショナルタイムは1分。前半は1対4と大きくリードを奪われたまま終了します。なでしこJAPANは、立ち上がりの連続失点で面食らった感じですが、その後は、落ち着いてボールを回せる時間帯を作ることができました。アメリカの波状攻撃の前に4失点してしまいましたが、まだ後半があります。

途中交代した澤選手、菅澤選手が、後半に活躍してくれることを期待します。

後半レポート

後半2分、なでしこJAPANの右サイドをラピノー選手に破られ、クロスをあげられますが、ここは何とかクリアします。

後半4分、なでしこJAPANのゴール正面からミドルシュートを打たれてしまいますが、GK海堀選手が手で弾いてクリアします。

後半6分、宮間選手のFKを澤選手と競り合ったジョンストン選手が痛恨のオウンゴール。なでしこJAPANは、2点差に詰め寄ります。

後半9分、アメリカのCKの折り返しをヒース選手に決められ、2対5。またしても3点差に広げられてしまいます。

後半13分、大野選手に代わって岩渕選手を投入します。これで、なでしこJAPANは、交代枠を使い切ってしまいます。

後半15分、アメリカはラピノー選手に代わってオハラ選手を投入します。

後半16分、DFのクリアボールに宇津木選手が走り込んでダイレクトシュートを放ちますが、ゴール右にそれてしまいました。

後半17分、なでしこJAPANの左サイドを崩され、モーガン選手にクロス。このボールをモーガン選手がシュートまで持っていきますが、これはゴールを捉えませんでした。

後半20分、熊谷選手のバックパスにロイド選手が走り込みますが、GK海堀選手が飛び出してなんとかセーブします。

後半23分、FKのボールを岩渕選手が落とし、大儀見選手がシュートを放ちますが、その前にファールを取られてしまいました。

後半27分、有吉選手を攻撃的なポジションにあげて、システムを3バックに変更します。相手ゴール前でパスを回してシュートまで持ち込みますが、GKソロ選手にキャッチされてしまいます。

後半29分、CKのボールをソロ選手がパンチングでクリア。このボールを阪口選手がダイレクトでシュートを放ちますが、ゴールから逸れてしまいます。

後半30分、宮間選手のアーリークロスを菅澤選手が合わせますが、GKソロ選手がキャッチします。

後半33分、アメリカはヒース選手に代わって、レジェンド、ワンバック選手を投入します。

後半34分、FKのチャンスに澤選手が合わせますが、GKソロ選手にパンチングでクリアされてしまいます。

後半40分、アメリカはモーガン選手に代えてランポーン選手を投入します。アメリカは守備の選手を5枚に増やしました。

後半43分、CKのチャンスから、宇津木選手がミドルシュートを放ちますが、DFにクリアされてしまいます。

後半アディショナルタイムは3分。アメリカは、なでしこJAPANの左サイドを破りクロスをあげますが、有吉選手が懸命にクリアします。試合はこのまま2対5で、なでしこJAPANの連覇は果たせませんでした。

試合終盤は、なでしこJAPANが押し込む場面が数多く見られましたが、あと一歩、アメリカのゴールを割ることができませんでした。

感想

前半、いきなりの失点で浮足立ってしまったなでしこJAPAN。アメリカ相手に、点の取り合いになってしまっては、分が悪かったと思います。アメリカの攻撃陣は、十分に警戒していたはずなので、大儀見選手の1トップで守備的に入るといった選択肢もあったのではないかと思います。

アメリカは、ロイド選手がハットトリックをあげるなど、激戦のブロックを勝ち上がってきただけのことはあります。なでしこJAPANの粘り強い守備をあっさり破ってしまうあたり、力の差を感じました。

後半、なでしこJAPANが2点差に詰め寄った場面でも、すぐに得点をあげて差を広げるあたり、アメリカのゲームプラン通りに運んだ試合だったと言えるでしょう。

なでしこJAPANも、2大会連続の決勝進出は、見事と言えます。アメリカ相手に2得点をあげたチームはW杯でも、なでしこJAPANだけです。胸を張って、帰国して欲しいと思います。前半から、選手交代を行い、攻撃的な布陣に変えても、バランスが崩れない柔軟性は、W杯前では考えられませんでした。それだけ、W杯を通じて成長した証と言えるでしょう。

アメリカは、戦前の予想通り、とても強いチームでした。なでしこJAPANは100%力を出し切ったと思います。帰国してからは、来年のリオオリンピックに向けて、予選も始まります。このW杯の経験を活かして、またテレビ観戦していた若い選手も代表入りを目指して、新たななでしこJAPANを作り上げて欲しいと思います。

リオオリンピックに向けて

今回のW杯を通じて、なでしこJAPANは大きな成長を遂げました。しかし、世界のトップで通用する選手は、まだまだ少ないのが現状です。若手のホープ、岩渕選手も得意のドリブルをフィジカルで勝るアメリカDFに潰されてしまう場面が多くありました。

リオオリンピックに向けて、厳しいアジアの戦いを勝ち抜くためには、新たな選手の台頭が望まれます。いつまでも、澤選手に頼ってばかりではダメなのです。

グループステージでは、新たになでしこJAPANに招集されたDF川村選手や大型GK山根選手が出場しましたが、まだまだミスが多く、世界で戦う上では物足りなさを感じました。なでしこリーグで活躍しても、世界のトップとの差は大きいのです。さらなるレベルアップが求められます。

長かったカナダW杯。なでしこJAPANは、色々なドラマを見せてくれました。毎試合、1点差と言う苦しい戦いの中で、ドンドン成長していったと思います。この経験を、なでしこリーグに持ち帰り、若手の糧にして欲しいと思います。

準優勝、見事でした。今は、悔しいでしょうが、ゆっくり休んで欲しいと思います。

 - なでしこJAPAN, サッカー

        

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